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- 概要
- 出島誠一氏(日本自然保護協会)「再生可能エネルギーと地域の環境」
- 千葉一氏(石巻専修大学)「海と山の間を流れる媒介として生きる」
- 地元自治会、山岳会の代表からの発言、質疑応答、参加者約100人。
- 出島氏の講話
- 大規模風力発電事業による、騒音低周波、景観、大規模伐採など自然環境への影響の懸念
- 気候変動解決と生物多様性保護は相互依存の関係
- 環境への配慮の低い風発事業は自然に致命的影響を与える、本末転倒な再エネ推進
- 生物多様性保全や、地域の産業・暮らしを支える自然環境の質を高める「ネイチャーポジティブ」の取り組で、気仙沼の自然資産を未来につなげよう
- 千葉氏の講話
- 気仙沼では古来、人と人・山と海・人と自然の間で神からの恵みを受け渡すならわし、海からの命の贈与を山里や農村へ届ける風習が存在した
- 海と山の命(魂)を運び通わせる媒介である神人(じにん)としての役割の大切さ、それは私たちの意識や暮らしやまつりの底に存在する
- 森は海によって、海は森によって再生する、ことを気仙沼の先人たちは知っていた
- 人間中心主義から脱した、山~森~川~海の多様な生命の連鎖の中での人間の生き方を想起しよう
- 参加者から多数の感想
- 「商業主義は思い上がり、自然に謙虚に」
- 「海の人も山を大事にしなければならない」
- 「地元自治会のお話に共感、彼らが反対している所に巨大開発は道理がない」
- 「再エネは大切だが、設置場所や条件が重要、市民の森に作るのは当然ダメ」
- 「一部の権力者や企業だけの故郷ではありません!」
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